2020/05/26 17:11


ご訪問いただきありがとうございます。

今日はイタリア・ヴェネツィアの作品をご紹介させていただきます。

 
イタリア・ヴェネツィアにある『ため息橋』

『ため息橋』は
ドゥカーレ宮殿にある
尋問室と新牢獄をつなぐ橋で 
( 橋というより連絡通路⁇  )

19世紀に囚人が投獄される時に 
この橋の窓から
最後になるベネチアの景色を見て 
ため息を吐きながら渡ったという
言い伝えがあるそうです。

今では
日没時に
ゴンドラに乗ったカップルが
『ため息橋』の下でキスをすると 
永遠の愛が約束されるということです。

ヴェネツィアの大人気スポットです。

いろいろロマンティックな構図を 
考えたわけですが

台紙は発色の綺麗なキャンソン紙を
使うことにしました。

発色が綺麗な分
少し厚口なので 
細かくきるには
腕力微力な者にとっては少々きつい。
でも、ドゥカーレ宮殿の 
石の彫刻が素晴らしいので
出来る限り細かく切りました。


うーむ なんだか全体が暗いっ
もう少し水を切ってみましょう
ま、雰囲気はでてるかなー。
↓↓


 えー(^◇^;)ゴンドラが氷河を割って進んでるみたいじゃないですか〜。
この期に及んで失敗かー!
↓↓


なんとかかんとか
紙が固いのでちぎれそうになりながら
水部分はオッケー!
しかし
なんだか、奥がくらい。
もう一艘のゴンドラが見えないし
↓↓
あ、やっと落ち着きました。
あとは名前を入れるだけ^ ^
恋人たちの邪魔にならいように
ひっそりと入れましょう。
試行錯誤の上完成‼︎


ヴェネト州ではかなりの方がcovid-19に罹患されたそうで…悲しいです。
芸術家に愛される"水の都"は何度みても飽きることがありません…。
早くの終息をお祈り致します。

少し水に使ったドゥカーレ宮殿
かもめー。
↓↓



                                 切り絵師 chizuru